伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」

2月7日、文庫本で「アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎)」を読み終わる。

アヒルと鴨のコインロッカー アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎 (2006/12/21)
東京創元社
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伊坂氏の文章は読みやすくて、きれいでいい。
文章自体に色がある感じ。水色な感じ

ちょっとした驚きの展開があって良かった。

大学進学の為に仙台で独り暮らしを始めた主人公。

アパートの隣人の河崎に「本屋を襲わないか?」と誘われる。

裏口に立ち、ボブ・ディランの歌を口ずさみながら
時折ドアを蹴るだけでいい、と河崎は言う。

その目的とは…!?
 


物語は、2つ視点から語られる。
大学生であり河崎に本屋襲撃に誘われた、主人公の「現在」と
河崎の元恋人でありブータン人ドルジと
同棲している琴美の現在から「2年前」の視点。

中盤から、このカットバックが効果を発揮。
登場人物のなかで「2年前」には出てくるのに
「現在」には出てこない人物の行方が気になってくる。

「2年前」のセリフが「現在」でも、違う人物から出される。
ちょっと異なった意味を持って。

終盤、こういう演出を叙述トリックというのか分からないが
東野圭吾「仮面山荘殺人事件」のような
俺の大好きなタイプの驚きが。

一度ページをめくるのを止め
チェックするために読み直したり、
嬉しい面倒臭さがある。

麗子さんという美人女性が主人公に言う。

「これは3人の物語だ。君は終盤に巻き込まれただけ」

「君は悪くない」

人間は誰でも、自分の今いる場所・時間が
世界の中心であり、自分が主人公だと思っているが
他人にはそれぞれ人生の物語があり、
その中では自分は脇役に過ぎないのだ。


考えたら分かることだけど
それを小説として読まされると驚きと感動が。

主人公が「脇役」側ってことに新鮮さが。
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体重ガバディ

今日、久しぶりに体重を測ったら74.1kgだった。

とりあえずは1月期の目標75kg以下を達成。
今は常時75kg以下であるように、絶対安定期。

そして今月末には-1.5kgの
73.0kgでお願い致します。

萩原浩「メリーゴーランド」

1月末、文庫本で「メリーゴーランド(萩原浩)」を読み終わる。

主人公は地方公務員で妻子持ち。
地域活性化の名の下に、税金を湯水のように注ぎ込んた
「アテネ村」の再建担当部署に異動になる。

民間の家電製品販売店で企画部にいた彼は
アテネ村再建に向けて企画を考えるが却下されてしまう。

アテネ村再建を受け持つ会社ペガサスリゾートは
役人たちの天下り先で癒着とことなかれ主義の温床であった。

それでも再建企画を練る主人公の元に集まったのは
学生時代に所属していた破天荒な劇団「ふたこぶらくだ」のメンバー。
よく分からない企画書を出してくる零細広告代理店のプランナー。
暴走族「鉄騎隊」の族長が親分の建築会社。

目茶苦茶なメンバーでアテネ村は再建できるのか…?


ちょっとベタな感じもするけど楽しく読めた。
タイトル「メリーゴーランド」もいい感じで物語にからんでくる。

ベタベタな結果オーライの展開じゃないのが
良かった反面、盛り上がりの場面を越えても
まだ物語が続いてる感じもした。

最後の場面は、ほろ苦くてとても好き。

メリーゴーランド メリーゴーランド
荻原 浩 (2006/11)
新潮社
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映画「ロスト・ハイウェイ」

1月28日頃 DVDで久しぶりに「ロスト・ハイウェイ」を観る。

デビット・リンチ監督作品。
大学生時代の夏、一人暮しのアパートで
エアコンをガンガンにかけて観た記憶が。
衝撃を受けた記憶が。

そして、「エレファント・マン
マルホランド・ドライブ」を経て、
彼の作品の虜に。

その頃の自作の絵コンテ(というか、ただの雑記)には
彼の作風が色濃く反映。

地元友達との旅行で撮影した私的Vも
この映画のオープニング映像をパクってる。
カッコいいんだ。コレ。

中盤の有り得ない展開。

終盤、強盗に入った家のロビー
大画面のスライドに映し出された恋人のハメ撮り映像

逆再生で爆発する家の前にたたずむ男の不気味な笑み
アイズ・ワイド・シャット」にも似たようなシーンあったな。

初見は7~8年前に。
その後1回観ようとして借りたのに観なかった。
ようやくでもある。

そういえば、デビッド・リンチ監督の新作品は
マルホランド・ドライブ 」同様、
実在する町の名前がタイトルだそうですね。

ロスト・ハイウェイ ロスト・ハイウェイ
ビル・プルマン (2002/02/22)
ジェネオン エンタテインメント
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ロスト・ハイウェイ ロスト・ハイウェイ
ビル・プルマン (1998/06/25)
ジェネオン エンタテインメント
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ジャケット的にはコッチの方が馴染み深くて好き。
エレファント・マン 作品生誕25周年ニューマスター版 エレファント・マン 作品生誕25周年ニューマスター版
ジョン・ハート (2005/02/25)
ジェネオン エンタテインメント
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マルホランド・ドライブ マルホランド・ドライブ
ナオミ・ワッツ (2002/08/21)
ポニーキャニオン
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アイズ・ワイド・シャット アイズ・ワイド・シャット
トム・クルーズ (2006/12/08)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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映画「バーバー」

1月28日頃 DVDで「バーバー」を観る。

公開時モノクロ版。
ジョエル・コーエン監督作品。

コーエン兄弟の作品は、よく批評家の高い評価を得ているが
俺にはよく分からない。
楽しめたのは「ファーゴ」くらい。

だけど、モノクロ雰囲気は良かった。
照明大変そう。

バーバー【廉価2500円版】 バーバー【廉価2500円版】
ビリー・ボブ・ソーントン (2007/03/02)
角川エンタテインメント
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ファーゴ ファーゴ
フランシス・マクドーマンド (2007/02/16)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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仕事の終わりは恋の終わり。そして始まり。

1月に【中島美嘉+加藤あい(+おサル顔)】さんの
部署が閉鎖される。

部屋はあっという間にカラッポに。

彼女の部署の最終営業日。
彼女の部署の前を通ると彼女が電話をしてた。

髪で顔は隠れてしまったが横姿美しい。

通り過ぎた後、彼女の声が大きくなる。
コッチを見てくれていたのならいいな。

夜、我が部署の前を通り過ぎる彼女。往復。

最後の姿かと思っていたら
翌日、彼女を見かける。

喜んでいたら、それからまた見かけなくなる。

だが昨日同じフロアにいた。

男の子2人と。

俺は「田舎の風俗嬢」と。

彼女が振り返る。

相も変わらずカワイイ。
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