プライベート妄想狂。
問題はプライベート。
仕事による充実感からなのか、
早く帰れたからなのか、
街ゆく女が皆、綺麗だった。
俺は普段、通勤途中には
雑誌を読んで「今、世間で人気のあるもの」を探すか、
新刊小説・漫画から、映像化できる作品を探すか、
そんなことを仕事の延長としてしている。
なのに、今日は何かを読むでもなく、
ブログを書くでもなく、
妄想をしていた。
ある有名女優との恋。
確かに彼女たちと仕事をする機会は多い。
「もしかしたら…」そんな確率は、
普通のお仕事をされている人よりは大きいかもしれない。
淡い夢を抱ける。
それが、この職業が他業種と比べて、
唯一優れている点かもしれない。
だが、そんな淡い希望が叶うなんてことは、まずないのだ。
けれども、俺は妄想した。
撮影休憩中、ブログを始めたいと言う「彼女」に、
作るブログ全てが大人気というカリスマ・ブロガーの「俺」が、
ブログのいろはを教えるところから
2人の仲が急接近。
そんなありとあらゆる偶然を織り交ぜて作ったラブ・ストーリー。
小道具としてブログが出てくる所がちょいリアル。
電車内の女性を見渡しながら、
俺の「恋」の展開はクライマックスを迎える。
芸能人と貧乏人。
華やかな舞台で輝く人間と
彼らが光り輝くために、舞台の下で肥やしとなる人間。
身分の差から身を引こうとする「俺」。
富・名声なんかが欲しいわけじゃない、
アナタに、アナタにそばに居てほしいの。
そう泣きじゃくる「彼女」。
彼女と釣り合う人間になるために、
成功しようと必死で頑張る「俺」
そばにいてやれず、彼女にツライ思いをさせてしまう「俺」。
2人の恋の結末はいかに!?
続きはCMのあとで!!
なんて局面で、「俺」はふと、我に気付くのだ。
ううん。
俺、●●(有名女優)さんと会ったことないよ。
話したことも、見たことすらない。
‘…全テハ、タダノ妄想ダ…’
虚しくなるよ。
27歳にもなって、安らぎが芸能人との恋愛の妄想だなんて。
そこにしか、光りを見出だせないなんて。
今日はお仕事頑張ったのに、
その1日の終わりが、そんな現実味ゼロの妄想だなんて。
死んでしまえ。
仕事による充実感からなのか、
早く帰れたからなのか、
街ゆく女が皆、綺麗だった。
俺は普段、通勤途中には
雑誌を読んで「今、世間で人気のあるもの」を探すか、
新刊小説・漫画から、映像化できる作品を探すか、
そんなことを仕事の延長としてしている。
なのに、今日は何かを読むでもなく、
ブログを書くでもなく、
妄想をしていた。
ある有名女優との恋。
確かに彼女たちと仕事をする機会は多い。
「もしかしたら…」そんな確率は、
普通のお仕事をされている人よりは大きいかもしれない。
淡い夢を抱ける。
それが、この職業が他業種と比べて、
唯一優れている点かもしれない。
だが、そんな淡い希望が叶うなんてことは、まずないのだ。
けれども、俺は妄想した。
撮影休憩中、ブログを始めたいと言う「彼女」に、
作るブログ全てが大人気というカリスマ・ブロガーの「俺」が、
ブログのいろはを教えるところから
2人の仲が急接近。
そんなありとあらゆる偶然を織り交ぜて作ったラブ・ストーリー。
小道具としてブログが出てくる所がちょいリアル。
電車内の女性を見渡しながら、
俺の「恋」の展開はクライマックスを迎える。
芸能人と貧乏人。
華やかな舞台で輝く人間と
彼らが光り輝くために、舞台の下で肥やしとなる人間。
身分の差から身を引こうとする「俺」。
富・名声なんかが欲しいわけじゃない、
アナタに、アナタにそばに居てほしいの。
そう泣きじゃくる「彼女」。
彼女と釣り合う人間になるために、
成功しようと必死で頑張る「俺」
そばにいてやれず、彼女にツライ思いをさせてしまう「俺」。
2人の恋の結末はいかに!?
続きはCMのあとで!!
なんて局面で、「俺」はふと、我に気付くのだ。
ううん。
俺、●●(有名女優)さんと会ったことないよ。
話したことも、見たことすらない。
‘…全テハ、タダノ妄想ダ…’
虚しくなるよ。
27歳にもなって、安らぎが芸能人との恋愛の妄想だなんて。
そこにしか、光りを見出だせないなんて。
今日はお仕事頑張ったのに、
その1日の終わりが、そんな現実味ゼロの妄想だなんて。
死んでしまえ。
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