バナナ
新人君がね、
先輩に言われた事を一生懸命メモってた。
感心、感心と思って見ていたら、
その新人君、メモを机に置いたまま撮影に行っちゃいました。
ただでさえ現場はカオスと呼ぶにふさわしい混乱の場なのに。
無知を纏い、唯一の武器であるメモノートがないことに
気付いた瞬間の新人君の顔。
それだけで美味しいお酒が飲めそうです。
そんな新人君を見ていたら、昔の事を思い出した。
前の会社にいた時のこと。
愛すべき先輩・山城さん(仮名)は、
後輩のノートに落書きをすることが大好きな人だった。
時間があれば、後輩のノートを(勝手に)開き、
絵なり落書きを書き込んでいる人だ。
編集作業による徹夜続きで迎えたある日、
チーフADだった俺は自分の限界に直面していた。
何日目の徹夜か覚えてないが、
先輩が仕事中にも関わらず「少し仮眠を取ってこい」
と言うくらいだから、見た感じ、かなりやばかったんだろう。
そのとき後輩ADは2人。
業界2年目で信用のおけるA君と
業界3週間目のペーペー山田(仮名)君だ。
彼らに俺様が仮眠中にやるべきを伝えて、
自分は起きてからやることをノートにリストアップした。
2時間ほど仮眠をとった後、
ノートを開いてみると、
半分寝ながら書いた己の字の汚さに驚く。
そして、リストの一番下にある項目を見て、更に驚いた。
「バナナ」と書いてあったのだ。
先輩に言われた事を一生懸命メモってた。
感心、感心と思って見ていたら、
その新人君、メモを机に置いたまま撮影に行っちゃいました。
ただでさえ現場はカオスと呼ぶにふさわしい混乱の場なのに。
無知を纏い、唯一の武器であるメモノートがないことに
気付いた瞬間の新人君の顔。
それだけで美味しいお酒が飲めそうです。
そんな新人君を見ていたら、昔の事を思い出した。
前の会社にいた時のこと。
愛すべき先輩・山城さん(仮名)は、
後輩のノートに落書きをすることが大好きな人だった。
時間があれば、後輩のノートを(勝手に)開き、
絵なり落書きを書き込んでいる人だ。
編集作業による徹夜続きで迎えたある日、
チーフADだった俺は自分の限界に直面していた。
何日目の徹夜か覚えてないが、
先輩が仕事中にも関わらず「少し仮眠を取ってこい」
と言うくらいだから、見た感じ、かなりやばかったんだろう。
そのとき後輩ADは2人。
業界2年目で信用のおけるA君と
業界3週間目のペーペー山田(仮名)君だ。
彼らに俺様が仮眠中にやるべきを伝えて、
自分は起きてからやることをノートにリストアップした。
2時間ほど仮眠をとった後、
ノートを開いてみると、
半分寝ながら書いた己の字の汚さに驚く。
そして、リストの一番下にある項目を見て、更に驚いた。
「バナナ」と書いてあったのだ。
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